米Facebookは2012年4月18日(現地時間)、認定マーケティングデベロッパー制度(Preferred Marketing Developer Program)を開始し、20カ国141社を新たに認定マーケティングデベロッパー(Preferred Marketing Developer、PMD)に認定した。日本企業では、クロコス、サイバード、電通レイザーフィッシュ、メンバーズの4社が初の認定パートナーとなった。

 認定マーケティングデベロッパー制度は、Facebookページ管理ツールや、広告管理ツール、Facebookアプリ、アクセス分析のInsightの各分野において、Facebookが認める技術を有する企業を認定するもの。認定マーケティングデベロッパー専用の問い合わせ窓口や、専用のFacebookグループ、イベントを通じFacebookからのサポートを受けることができる。

 認定デベロッパー企業はFacebookの認定マーケティングデベロッパーサイトに掲載され、Facebookをマーケティングに活用したいクライアント企業は、同サイトで開発企業を検索できる。

 クロコスは、Crocos懸賞、Crocosスピードくじ、Crocosいいねクーポン、CrocosスケジューラなどのFacebookアプリケーションを提供している。サイバードは、Facebook開発者向けサポートサイト「fb.developers' +」を運営。電通レイザーフィッシュはFacebookページ運用管理ツール「sociobridge」を販売している。メンバーズは「MangafulDays」、「Studymate」などのソーシャルグラフを活用したソーシャルネットワーキングサービスを提供している。

 Facebookはこれまで認定デベロッパーコンサルタント(Preferred Developer Consultant Program)と呼ぶ制度を実施してきたが、これを認定マーケティングデベロッパー制度に刷新した。従来の認定デベロッパーコンサルタントに加え新しく141社を認定し、合わせて35カ国232社が認定マーケティングデベロッパーとなった。

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