NTTデータ、NTTデータ ウェーブ、日本テラデータは2012年4月18日、ビジネスアナリティクス分野での協業を発表した。「SAS In-Databaseテクノロジー」を活用したサービスの技術評価、導入支援、プロモーション活動を共同で実施する。

 SAS In-Databaseテクノロジーは、SAS Institute Japanが提供するビジネスアナリティクスソフトウエアの主な分析処理を、日本テラデータのデータウエアハウス(DWH)専用RDB「Teradataデータベース」上で実行するための技術。モデリングやスコアリングなどをTeradataデータベース側で実行して、データ処理を高速化する。

 今回の協業では、NTTデータがSAS In-Databaseを使ったビジネス・アナリティクス・サービスを金融業、小売業、製造業など幅広い産業へ適用することを想定して、技術評価を実施。NTTデータ ウェーブが、既存データ資産をSAS In-Databaseで処理した際の効果を検証するアセスメントサービスと、SAS In-Databaseでの処理を実行するシステム構築サービスを提供する。

 日本テラデータは、評価やアセスメントサービスに必要なTeradata製品をNTTデータとNTTデータ ウェーブに提供すると供に、顧客へのサービス提案やプロモーション活動で2社と協力する。