伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)と日本IBMは2012年4月18日、製品販売と保守サポートに関する新たな契約を結び、ITインフラ分野での協業を強化すると発表した。

 これに伴い、CTCは同日よりIBMのUNIXサーバー「IBM Power Systems」とデータベース管理ソフト「IBM DB2」の販売を強化し、両製品のオンサイト障害対応、障害調査、切り分け再現検証などの保守サービスを提供する。両社の新規顧客をターゲットとし、CTCでは今後3年間で50億円の売上を目指す。

 またCTCは、他社のデータベース製品からの移行を検討している顧客に対し、移行アセスメントやシステム構築、保守・運用までをサポートする「DB2移行アセスメントサービス」を同日より提供開始する。このサービスでは、他社のデータベースからDB2への移行にあたっての注意事項をレポートとして提供し、最適な移行手法を提案する。

 日本IBMは、CTC向けの専任営業部門を拡充。技術面や営業面におけるサポートと、共同マーケティングを実施する。