米Appleは現地時間2012年4月16日、新しい「iPad」の販売拡大について発表した。4月20日に韓国を含む12カ国/地域で発売する。その一週間後にさらに9カ国に投入する。

 新iPadは同社タブレット端末製品の第3世代となる機種(関連記事:Appleが新iPadを発表、Retinaディスプレイ搭載でLTEをサポート、3月16日発売)。米国、日本、カナダ、オーストラリアを含む12カ国/地域で3月16日に発売され、3月19日時点で300万台以上を販売した。

 4月20日の発売は、韓国のほかブルネイ、クロアチア、キプロス、ドミニカ共和国、エルサルバドル、グアテマラ、マレーシア、パナマ、シントマールテン、ウルグアイ、ベネズエラが対象となる。4月27日にはコロンビア、エストニア、インド、イスラエル、ラトビア、リトアニア、モンテネグロ、南アフリカ、タイで販売を開始する。

 新iPadの販売価格はWi-Fiのみに対応したモデルが499ドルから、LTE対応モデルが629ドルから。また新iPadリリースに伴い、iPad 2の販売価格を100ドル値下げしている。米メディアの報道(Forbes)によると、3月におけるiPad(旧機種も含む)の販売台数は1200万~1300万台にのぼると見られる。

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