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総務省東海総合通信局は2012年4月12日、シーポイントが申請した浜松駅前周辺地域の特定エリアで情報提供を検証するための実験試験局の免許を付与したと発表した。実験開始予定日が4月16日、有効期間は12月31日である。
この実験試験局は、ホワイトスペース特区として決定された「ホワイトスペースと地域ICT人材で実現する浜松ユビキタスタウン事業」として行われる。浜松駅周辺地域において、市街地の賑わい復活と新しいコミュニティー構築に向けて、事務所、商店街などに設置されている地デジ受信機やデジタルサイネージ、携帯型テレビ受信機向けに情報提供する実験を展開する。
この実験試験局によりフルセグ放送（ハイビジョン放送あるいは標準放送３番組）による情報提供サービスの具体化として、浜松ケーブルテレビと連携して自主放送番組「浜松市広報チャンネル」を地域限定で放送する。地域ブログポータルサイトの行政・観光情報などを基に作成したコンテンツなどを放送する。実験では、各種情報を提供する場合のサービス検証や高層ビルなどが密集する都市部における電波伝搬状況の基礎データの取得が行われる予定。
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