写真●リニューアルされたGoogle+の画面。写真や動画がより大きいサイズで表示される。
写真●リニューアルされたGoogle+の画面。写真や動画がより大きいサイズで表示される。
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 米Googleは現地時間2012年4月11日、独自SNS「Google+」のリニューアルを発表した。デザインを大幅に変更し、カスタマイズ性を高めて、使いやすさ、見やすさを向上したとしている。

 これまで上部に固定されていた「Home(ホーム)」「Circles(サークル)」「Profile(プロフィール)」などのアイコンを画面の左側に縦に配置し、ドラッグ&ドロップで自由に並べ替えられるようにした。アイコンにマウスのポインターを合わせると、関連する動作のメニューが表示される。使用頻度の低いアイコンを「More(もっと)」に収めれば、ナビゲーションをすっきりまとめることができる。

 写真や動画がさらに大きいサイズで表示され、マウスのポインターを画像に合わせることでその投稿者の他の写真も見たり、投稿の位置情報タグ(ジオタグ)を確認したりできる。投稿はカード形式で並べられ、自身が投稿したコンテンツに対する他のユーザーによる「+1」や共有といった反応をひと目で確認できるほか、一連の会話も見渡しやすくなった。

 またビデオチャット機能「Hangouts(ハングアウト)」の専用ページを新たに設け、利便性を向上した。サークルの友達からの招待や、公開されているビデオチャットの一覧が表示されるので、手軽に視聴したり参加したりできる。Hangouts専用ページからだけでなく、ホーム画面のストリームからもビデオチャットにすぐに参加することが可能。

 そのほか、Google+で注目を集めているコンテンツやお勧めのユーザーを提示する「Explore(ピックアップ)」、カバー写真がより大きくなったプロフィールページといった強化を施した。

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