フールージャパンは2012年4月12日、動画配信サービス「Hulu」の月額利用料金を、これまでの1480円から980円に値下げすると発表した。既存のユーザーには500円分のクレジットを1回提供する。また今後2012年内に任天堂のゲーム機「Wii」にHuluを提供する方針も発表した。

 Huluの日本向けサービスは現在、725本以上の映画と5000話のテレビ番組を提供している。このコンテンツ数は2011年9月のサービス開始当初と比べて、213%の増加という。またコンテンツ提供元は、サービス開始時の6社から20社まで増えた。Huluはテレビやパソコン、ゲーム機、スマートフォン、タブレット端末などで利用可能で、日本国内での利用可能端末数は2900万台という。

 なお、米国向けのサービスと比較して、日本ではスマートフォンやタブレット端末などのモバイル機器による番組視聴の割合が非常に高いという。