東京金融取引所は2012年4月3日、同日午前9時半過ぎから約1時間にわたって金利先物などの取引システムに障害が発生し、稼働を停止したと発表した。サーバーやネットワーク機器などのハードウエアに障害が発生したもようで「原因を究明している」(東京金融取引所)。バックアップシステムを稼働させたのか、あるいはシステムを修復したのかなど、復旧の方法は明らかにしていない。

 同日朝にシステムが稼働してから、約1時間後の午前9時36分に取引を停止した。同午前10時30分には復旧して取引を再開。同午後1時30分時点で稼働している。金利先物取引のシステムは、2008年4月に刷新して以来、システム障害は発生していなかった。外国為替証拠金取引の「くりっく365」は別システムのため、稼働に支障はなかったという。