富士通は2012年4月2日、富士通東芝モバイルコミュニケーションズを4月1日付で完全子会社化したことを発表した。東芝が保有する同社株式の19.9%を譲り受け、4月1日付で社名を富士通モバイルコミュニケーションズに変更している。

 富士通東芝モバイルコミュニケーションズは、富士通と東芝の携帯事業統合を機に設立され、KDDI向けに携帯電話端末の開発販売を手がけてきた。同社を富士通が完全子会社化したことに伴い、東芝は携帯電話事業から撤退する。