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 富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は2012年3月30日、企業向けのペーパーレス会議システム「WebコアConference」が最新版のiPadに対応したと発表した。iPad向けクライアントアプリも機能を強化して4月末にリリースする。

 WebコアConferenceは、サーバーに登録した会議資料を無線LAN経由で端末に表示する会議システムで、紙の資料を不要にできる。2011年5月のiPad対応以降、スレートPCやAndroidタブレットに拡大。3月に発売された最新版iPadとiOS 5.1での動作を確認した。高解像度のRetinaディスプレイの表示にも対応する。

 新クライアントアプリは、URLで指定されたサイトやファイルにアクセスできるWebブラウザー機能、資料の全ページを一覧表示するサムネイル表示機能、資料上にラインを引けるマーカーペン機能などを備える。

 動作確認機種は、iPad(iOS 4.3/5.0/5.1)、富士通製のAndroidタブレット端末「ARROWS Tab」(Android 3.2)、スレートPC「STYLISTIC Q550/C」(Windows 7)。販売価格は、サーバーライセンスが63万円。クライアントライセンスが1ユーザー当たり2万1000円。