ソニーは2012年3月30日(現地時間)、米国法人の経営刷新を発表した。映画部門のトップを務めるマイケル・リントン氏が同法人のCEO(最高経営者)に、ソニー上級副社長の二コール・セリグマン氏が同法人の社長となる。それぞれ映画部門のトップと、ソニー上級副社長の職は続けるという。人事は6月27日付け。ソニー社長兼CEOを3月末まで務めたハワード・ストリンガー会長との交代となる。また米国法人の取締役会議長に、平井一夫ソニー社長が就く(関連記事)。

 ストリンガー会長はセリグマン氏について「高い知性と規範を兼ね備えたリーダー」と評価。平井社長は両新幹部について「お客様に感動を与える商品、エンタテインメント、サービスを提供するソニーの使命を果たす」などのコメントを出した。