Acroquest Technology(横浜市)は2012年3月29日、数十~数百台のサーバーからログを収集し蓄積するシステムの導入支援サービス「分散ログ収集ソリューション」を開始した。

 具体的には、サーバーのログを収集するツールとしてオープンソースのApache Flume、ログを蓄積するKVSとしてApache Hadoopの二つのソフトを使い、システム構築を手がける。

 特徴は設定済みのFlumeとHadoopを使ってシステムを構築すること。「FlumeとHadoopを検証し設定するといった手続きを踏むと長くて1カ月程度かかってしまう。検証や設定を済ませたFlumeとHadoopを使うことで数日で導入できる」と、同社の鈴木貴典氏(テクニカル コンサルタント)は説明する。

 さらに本サービスで使うFlumeはチューニングを済ませており、公開されているFlumeに比べてログ収集スピードを2倍程度、向上させたという。導入サービスの料金は、個別見積もりになる。