NTTデータ先端技術は、特定の企業やその社員を狙う「標的型サイバー攻撃」に対し、ITシステムと人・組織の両面で耐性を高める「標的型攻撃耐性強化サービス」を2012年4月2日に始める。

 システム面では「入口対策」「出口対策」、人や組織の面では「リテラシー対策」「早期回復対策」の点から、企業の標的型サイバー攻撃に対する耐性(弱さ)を診断する。攻撃への耐性を高めるため、不審なメールに対して「添付ファイルを開けない」など適切な行動をとれるよう訓練する「模擬標的型メール攻撃訓練サービス」などを提供する。この訓練は、NTTデータにおいて数千人規模で実施した実績があるという。