TISは2012年3月27日、中国現地法人の天津提愛斯海泰信息系統(天津TIS海泰)が中国のコンテンツ配信ネットワーク(CDN)最大手、藍●(さんずいに訊のつくり)国際控股(チャイナ・キャッシュ)と中国における事業提携で基本合意したと発表した。まずは2012年4月から、主にネット系企業を対象に、天津TIS海泰のデータセンターとチャイナ・キャッシュの通信ネットワークを組み合わせたサービスを提供する。

 中国に進出している日系企業だけでなく、中国国内の金融や通信、製造業も対象にする。2012年夏をメドに、天津TIS海泰が手がけるクラウドサービス「翔雲(シャンユン)」とチャイナ・キャッシュのネットワークを組み合わせて提供したり、共同で営業活動を展開したりする予定だ。

[発表資料]