セブン銀行は2012年3月23日、口座を開設する際に発生するデータ入力業務を中国の大連信華信息技術にBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)すると発表した。2012年4月2日から実施する。口座開設のスピード向上と効率化を狙う。

 口座開設事務のうち、手書きの「口座開設申込書」のデータ入力を大連信華に委託する。2012年1月に導入した「イメージワークフロー」の仕組みを活用し、大連信華とデータをやり取りする。大連信華は受け取ったデータを別々の担当者が入力し、日本の事務センターに送り返す。2人の担当者が同じデータを入力することでミスを防ぐ。

 大連信華は日本の企業向けにBPOサービスなどを提供している。富士ゼロックスや住友林業などを顧客に持つ。