4月1日に平井一夫副社長が、社長兼CEO(最高経営責任者)に就任して経営刷新を進めるソニーが、「米国の経営幹部の刷新を進めている」と米ニューヨーク・タイムズ紙などが報じている。映画部門を統括するマイケル・リントン氏がソニー米国法人のCEO(最高経営責任者)となり、ソニー上級副社長のニコール・セリグマン氏がソニー米国法人の社長になるとしている。

 以前からリントン氏は、「ソニーの事業間での協力関係を進める」と語っている。米国に長く駐在し、ゲーム事業を統括していた平井氏の就任に伴い、人事や組織変更が進めば、新たな動きが出そうだ。ソニー広報室は記事の内容について「当社から発表したものではない」とコメントしている。