「Android 4.0.3を含むシステムソフトウェアアップデート」で追加される「スモールアプリ」機能。画面下端中央のアイコンをタップすると、起動できるアプリが表示される
「Android 4.0.3を含むシステムソフトウェアアップデート」で追加される「スモールアプリ」機能。画面下端中央のアイコンをタップすると、起動できるアプリが表示される
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ブラウザーアプリを起動したところ。画面サイズや位置は自由に変更できる
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「RECOPLA」を起動すると、接続したBDレコーダー内の番組名が一覧で表示できる。ジャンルで絞り込んだり、キーワードで番組名を検索したりできる
「RECOPLA」を起動すると、接続したBDレコーダー内の番組名が一覧で表示できる。ジャンルで絞り込んだり、キーワードで番組名を検索したりできる
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番組を選択すると、タブレットとテレビのどちらで再生するのかを選択する画面になる
番組を選択すると、タブレットとテレビのどちらで再生するのかを選択する画面になる
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上図で「接続先のTV」を選んだときは、タブレットをリモコンとして利用できる
上図で「接続先のTV」を選んだときは、タブレットをリモコンとして利用できる
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 ソニーは2012年3月22日、同社のAndroid搭載タブレット端末「Sony Tablet」用の更新プログラムなどを4月下旬に公開すると発表した。公開されるのは、「Android 4.0.3を含むシステムソフトウェアアップデート」と、BDレコーダーとの連携アプリ「RECOPLA(レコプラ)」の2種類。

 「Android 4.0.3を含むシステムソフトウェアアップデート」は、OSを更新するだけでなく、ソニー独自の機能追加が含まれている。

 OSがAndroid 4.0になることによって、

・ホーム画面で「フォルダー」を作成できる
・ロック画面で錠前型のアイコンを左フリックすることでカメラアプリを起動する
・アプリランチャーで横方向にフリックすることで画面を切り替えられる
・アプリをユーザーがフリック操作で終了できる
・「カメラ」アプリでパノラマ写真が撮影できる
・「ギャラリー」アプリで簡単な画像編集ができる
・ブラウザーに「オフラインで読めるよう保存」の機能が加わる
・「電源」と「音量-」のボタンを同時に押すと、画面をキャプチャー(画像として保存)できる

 といった機能が加わる。

 ソニー独自の機能追加には、「スモールアプリ」がある。これは、ウインドウのような小画面を表示することで、2つのアプリを同時に表示する機能。対応するアプリは「ブラウザー」「計算機」「リモコン」の3種類。小画面の位置やサイズは自由に変更できる。このほか、「ギャラリー」アプリで、スライドショーを作成するためのテンプレートが増えるなどの新機能がある。

 一方の「RECOPLA」は、ソニー製のBDレコーダーとSony Tabletを連携させるための機能。対応するBDレコーダーは「BDZ-AX2700T」「同AT970T」「同AT950W」「同SKP75」「同AT770T」の5製品。BDレコーダー内で録画した映像を無線LAN経由でタブレット端末で視聴できるようになる。5月下旬からは、放送中の番組もタブレット端末で視聴できるようになる。RECOPLAを起動すると番組一覧が表示されるので、ジャンルや日付、放送局、番組時間、キーワードなどで見たい番組を絞り込む。選択した番組は、タブレット上かテレビのどちらかで再生できる。テレビで再生した場合、タブレット端末はリモコンとして活用できる。