太陽生命保険は2012年3月21日、営業職員が持つ携帯端末を刷新し、顧客の自宅などで契約手続きを終えられるようにしたと発表した。付属の決済端末を利用すれば、その場でクレジットカードやデビットカードを使って保険料を払い込める。

 2011年10月から、約9000人の営業職員へ新しい携帯端末の導入を進めていた。新携帯端末はテレビ電話機能を備えており、これまで別の日に実施していた健康確認の面接も顧客の自宅などでできるようになった。

 新しい携帯端末はタッチパネル式のノートパソコンで富士通が開発、搭載するソフトは主に太陽生命のシステム子会社であるT&D情報システムが開発した。デジタルペンの開発は大日本印刷、コールセンターシステムの刷新は日本IBMが担った。