写真1●トランスコスモスが開設した「渋谷ソーシャルメディアセンター」。テーブルの上に並べたパソコンに加え、壁に設置した大型ディスプレイでSNS上の動きをリアルタイムで把握する。
写真1●トランスコスモスが開設した「渋谷ソーシャルメディアセンター」。テーブルの上に並べたパソコンに加え、壁に設置した大型ディスプレイでSNS上の動きをリアルタイムで把握する。
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写真2●トランスコスモス 理事 事業推進本部の植松芳宏副本部長
写真2●トランスコスモス 理事 事業推進本部の植松芳宏副本部長
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 トランスコスモスは2012年3月14日、ソーシャルメディア専門に運用を担当する「渋谷ソーシャルメディアセンター」を開設、報道陣に公開した(写真1)。

 渋谷ソーシャルメディアセンターでは、FacebookやTwitterなどのソーシャルネットワーキングサービス(SNS)上にアカウントやページを開設した企業に対して、それらの運用業務を代行する。具体的には、つぶやきや近況などの投稿、エンドユーザーの投稿に対する回答や監視などのサービスを提供する。ユーザーの要望に合わせて、キャンペーンサイトの構築やキャラクターの作成にも対応する。

 トランスコスモスでは、これまでも同種のサービスを約50社に対して提供してきた。今回の設立に合わせて、これらの利用企業の中から10社の運用を渋谷ソーシャルメディアセンターに集約する。これまで複数のコールセンターに分散していたサポート体制をまとめることで、そのノウハウを集約する。

 ソーシャルメディアの流行とともに、同種の代行サービスを提供する業者が増えてきている。こうした他の業者と比べた特徴を、トランスコスモス 理事 事業推進本部の植松芳宏副本部長(写真2)は、「当社がこれまで培ってきたコールセンターや分析のノウハウと合わせて提供できること」と語る。