信販大手のオリエントコーポレーション(以下オリコ)は2012年3月15日、契約書など約2億枚のイメージ文書を富士通の文書管理サービスを使って一元管理したと発表した。イメージ文書を複数のシステムで管理していた従来と比べて、システム運用費を2割削減する。

 オリコが採用したのは富士通の「DocuMAX」。2012年3月から利用を始めている。DocuMAXで約23テラバイトのイメージ文書を一元管理する。文書データは富士通のデータセンターに置く。オリコはDocuMAXの利用に合わせて、文書の登録や保管、破棄までの業務フローも見直した。

 「今後は紙文書を含めたライフサイクルの最適化を進めていきたい」(オリコ)。なお、オリコは投資額を明らかにしていない。