日本IBMは2012年3月8日、PC環境で使える分析ソフトウエア「IBM Cognos Insight v10.1」を発売した。営業部門やマーケティング部門といったIT部門以外の社員が、自分のPCを使ってデータを分析できる。

 売上実績などのデータを自動的にグラフ化し、営業担当者ごとに目標の進捗状況を見える化する機能などを備える。予算未達が見込まれる場合は、個別に販売施策を練り直して指示を与えることもできる。

 販売当初の価格は1ユーザー当たり7万3000円。4月1日以降は同5万5500円で提供する。同社では中堅企業中心に売り込む方針だ。