図1 情報提供の内容例
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図2 WEBとも連動
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森ビルは2012年3月1日、震災時にも有用な情報伝達手段として、エリア放送を活用した独自の災害情報提供システムを構築したと発表した。帰宅困難者や被災者に対する情報提供ツールとして、2012年3月9日に六本木ヒルズで実施する震災訓練において試験運用を行う。
エリア放送は、「携帯電話やインターネット通信などと異なり、回線の混雑や断線などのトラブルもなく、輻輳（ふくそう）しない情報伝達手段」と森ビルは位置づける。この放送は、六本木ヒルズの外構部、商業スペースなどの共用部など限定されたエリアのみに配信されるため、その時そのエリアにいる人達にとって有効な情報を提供する形となる。
エリア放送はフルセグとワンセグの両方で展開する。ワンセグ機能をもつ携帯電話機やスマートフォン、また館内に臨時設置するフルセグ対応モニターなどから利用できる。インターネット通信も融合したシステムとしているため、パソコンのWEBなど複数のメディアから同様に閲覧できる。
なお情報は、六本木ヒルズのエリア特性に合わせ、日本語、英語の二カ国語で対応する計画である。
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