NTTテレコンは2012年2月29日、NTT東西地域会社が提供する「フレッツ 光ネクスト」と「フレッツ・ジョイント」を用いた、各種ライフラインLPガス、都市ガス、水道、電力の自動検針・集中監視システムを開発すると発表した。サービスの提供に向けて、集合住宅を対象としたフィールドテストも計画している。2012年度第一四半期をメドに行う。

 普及の進む「フレッツ 光ネクスト」に対応することで、従来の自動検針・集中監視に加えて、今後のHEMS(Home Energy Management System)など、通信頻度の高いサービスを展開する際も定額通信料で導入できるという。また、「フレッツ・ジョイント」を利用して「フレッツ 光ネクスト」のホームゲートウエイに対して自動検針・集中監視サービスを提供するためのソフトウエアを配信する。

 これまではサービス提供に当たり、あらかじめソフトウエアを内蔵した専用機器が必要だった。今回はそれを介さずにサービスを提供できるので、開始時の初期コストを抑えられるとともに、新機能追加などに伴うソフトウエアのアップデートにも即座に対応できるという。

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