アマゾン ジャパンは2012年2月24日、仙台市にカスタマーサービスセンターを開設した。Amazon.co.jpの顧客に対する電話やメールによる問い合わせに対応する。同社では「将来的に最大1000人の雇用機会を創出する」としている。

 センターの開設にあたっては仙台市も協力し、人材募集告知や人材育成講座を実施した。また入社前トレーニングの一貫として、地元の学校との連携による教育プログラムを提供する。第1弾として学校法人 日本コンピュータ学園「東北電子専門学校」と提携し、教育プログラムを実施する予定。

 アマゾン ジャパンは、東日本大震災の約1カ月後から「ほしい物リスト」を使った物資の援助サービス(関連記事)を提供したり、被災地に所在する事業者の新規出品の際の月間登録料を2年間無料にするなどの震災復興支援を行なっている。また2012年6月より、Amazon.co.jpの「Nipponストア」で宮城県フェアの開催を予定している。