富士通は2月23日、インフォテリアと法人向けサービスで協業することを発表した。インフォテリアの社内情報配信サービス「Handbook」と富士通のシステム構築を組み合わせたビジネスを2012年7月をめどに立ち上げる。

 「Handbook」はスマートフォンやタブレット端末を使用して、会議資料や製品カタログなどを配信したり共有したりできるサービス。野村証券やエーザイなどが採用している。

 富士通は2011年10月から「ARROWS Tab」などのタブレット端末を販売している。既に実績とノウハウのある「Handbook」を採用し、システム構築と合わせた提案を行うことで、法人向けタブレット市場の掘り起こしを狙う。また「Handbook」と企業の業務システムを連携させるサービスの開発も視野に入れる。