システム工房エムは2012年2月21日、スマートフォンアプリ開発支援サービス「Ruby on スマホPaaS」を3月6日に開始すると発表した。Ruby on RailsとRhodesを利用し、サーバー側とスマートフォン側の両方のアプリをRubyで記述できる環境を提供する。また研修やヘルプデスクサービスの提供も行う。

 Rhodesは、RubyでiOSやAndroid、Windows Mobile、BlackBerryのアプリを同時に開発できるフレームワーク(関連記事)。システム工房エムはサーバー連携のためのライブラリーなどを提供する。

 サーバー側のPaaSとしては、Salesforce.com傘下のHerokuのサービスやインターネットイニシアティブ(IIJ)の「MOGOK」を利用する。自社サーバーでの利用も可能。

 価格は100万円から。「100万円パック」には、最大3ユーザーを対象とした「Ruby on スマホPaaS」の利用ライセンス、1年間のヘルプデスク、開発教育研修、クライアント側開発環境構築サービス、開発用サーバ環境設定サービスが含まれる。ただしPaaS利用料は別途必要になる。