Metro対応SkyDriveアプリケーションの画面例
Metro対応SkyDriveアプリケーションの画面例
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 米Microsoftは現地時間2012年2月20日、同社のオンラインストレージサービス「SkyDrive」の今後の展開について説明した。次期OS「Windows 8」の「Metro」ユーザーインタフェースに対応したアプリケーションをリリースする。

 Metro対応のSkyDriveアプリケーションにより、ユーザーはSkyDrive上のファイルをめくるようにすばやく閲覧し、アクセスすることができる。ほかのMetroアプリケーションから簡単にSkyDrive上のファイルを開いたり、保存したりできるほか、SkyDrive上のファイルや写真を選んで直接メールアプリケーションで送信することもできる。アプリケーション開発者は、追加作業なしにSkyDriveへのサポートを実装できる。

 デスクトップ向けSkyDriveアプリケーションも提供し、ファイル管理ツール「Windows Explorer」との統合により、デスクトップ上での手軽なファイル操作を実現する。ドラッグ&ドロップでファイルをアップロードおよびダウンロードできるほか、ファイルの整理や同期、オフラインのアクセスなどが可能。

 また「SkyDrive.com」サイトを介して、リモートのパソコンに格納されたファイルにどこからでもアクセスできるようにする。リモートアクセスしたパソコン上のファイルをSkyDriveにアップロードする機能も提供する。セキュリティ保護には2要素認証を用いる。

 Microsoftは、2月29日に公開を予定しているWindows 8コンシューマープレビュー版に、Metro対応SkyDriveアプリケーションの早期バージョンを搭載する。

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