米マイクロソフトは、個人ユーザー(コンシューマー)向けWindows Vista/7にも延長サポートを適用すると方針転換した
米マイクロソフトは、個人ユーザー(コンシューマー)向けWindows Vista/7にも延長サポートを適用すると方針転換した
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 日本マイクロソフトは2012年2月20日、個人ユーザー向けのWindows Vistaおよび同7に「延長サポート」を提供すると表明した。日経パソコンが2月18日に報じた内容を認めた形だ。同社のWebサイトには、「サポートライフサイクルポリシー」を変更した旨が記載されている。

 従来のサポート方針では、個人ユーザー向け製品には発売から5年間の「メインストリームサポート」のみを提供し、企業向け製品に対してだけ追加で5年間の「延長サポート」を提供することになっていた。

 今回の方針転換により、2012年4月10日にサポートを終了する予定だった「Windows Vista Home Premium」「同 Home Basic」「同 Ultimate」は、2017年4月11日まで「セキュリティ更新プログラム」が提供される。

 同様に、2015年1月13日にメインストリームサポートを終了する予定だった個人向けの「Windows 7 Home Premium」「同 Starter」「同 Ultimate」についても、2020年1月14日までセキュリティ更新プログラムが提供される。