総合エンターテインメント事業を展開するアミューズは2012年2月20日、韓国のエンターテインメント会社であるCJ E&Mと、韓国ドラマ制作を主な投資対象とする「ドラマファンド」を設立し、2月17日に結成総会を行ったと発表した。

 今回のドラマファンドでは、アミューズとCJ E&Mの2社それぞれが50億ウォンずつ出資する。ファンドの運用は、韓国のグローリーグローバルコンテンツが行う。運用期間は5年間で、今後CJ E&Mが制作するドラマへの投資を計画する。

 今回のファンド設立についてアミューズは、「グループ会社も含めた様々な事業に高いシナジー効果をもたらすものと期待している」という。CJ E&Mにとっても、日本のエンターテインメント企業と組むことで日本へのドラマ進出の優位性が図れるなどの効果が期待できるため、「両社ともにメリットが得られると考えている」としている。

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