写真●せん茶SNS
写真●せん茶SNS
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 アイシーズは2012年2月16日、同社が開発したコラボレーションツール「せん茶SNS」(写真)を、オープンソースソフトウエア(OSS)として公開した。FacebookやTwitterのようなタイムライン形式のユーザーインタフェース(UI)を採用していることなどが特徴。

 せん茶SNSは、企業内での利用などを想定したコラボレーションツール。フォローしたユーザーの投稿をタイムラインで一覧できる。グループを作成し投稿を共有できる。ファイルの投稿も可能。会話をクリッピングする機能なども備える。Linux上で、PHP、MySQLといったOSSで開発されている。

 GPLと商用ライセンスのデュアルライセンスで提供する。商用ライセンスの価格は30万円。アイシーズのホームページからダウンロードできる。今後、モバイル対応やワークフローといった機能も提供していく計画。

 「クラウドサービスとして提供されている企業向けSNSは、ユーザーが増えると利用料金も増加するが、せん茶SNSは定額。またソースコードを公開しているため、ニーズに合わせて自由にカスタマイズできる」(代表取締役 重松直樹氏)。

 アイシーズはせん茶シリーズとしてアプリケーションをOSSとして公開している。すでに請求書・見積書作成アプリ「せん茶請求書」をリリースしており、せん茶SNSは第2弾となる。