スカパーJSATは2012年2月16日、日本政策投資銀行の「DBJ防災格付」融資において防災格付を取得したと発表した。「DBJ防災格付」融資が放送・通信事業者に適用されるのは「国内で当社が初めて」という。

 「DBJ防災格付」融資では、日本政策投資銀行が開発した独自の評価システムにより防災および事業継続対策への取り組みに優れた企業を評価・選定し、その評価に応じて融資条件を設定する。今回の審査では、(1)本社および主要事業所の耐震免震対策や、重要施設の地理的分散が図られるなど事業継続の基盤となるハード面で抗堪性を確保している点、(2)重要業務継続のため、経営層をトップに社内横断的な事業継続体制を構築し、継続的な訓練やBCPの高度化に取り組んでいる点、(3)衛星通信事業者として「継続すべき業務」を社内で選定しており、事業継続に必要な対応を時系列で整理している、などの点が「高く評価された」という。

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