写真1●NOTTV対応端末の第1弾が登場
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写真2●3D液晶搭載スマートフォンの「AQUOS PHONE SH-06D」
写真2●3D液晶搭載スマートフォンの「AQUOS PHONE SH-06D」
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写真3●7型タブレットの「MEDIAS TAB N-06D」
写真3●7型タブレットの「MEDIAS TAB N-06D」
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 NTTドコモとmmbiは2012年2月16日、4月1日のスマートフォン向け放送局「NOTTV(ノッティーヴィー)」開局に向けた記者会見を開催。同サービス対応端末の第1弾として「AQUOS PHONE SH-06D」(3月発売)と「MEDIAS TAB N-06D」(4月発売)の2機種を発表した(写真1)。

 AQUOS PHONE SH-06Dは、4.5インチ(720×1280ドット)の3D表示対応ディスプレイを備えたAndroidスマートフォン。NOTTVの3D番組を専用メガネなしで視聴できる。バッテリー容量は1520mAhで、NOTTVの連続視聴時間は約190分。アンテナ内蔵型で充電機能付きの卓上ホルダーも同梱する(写真2)。

 スマートフォンの基本機能はNTTドコモの他の最新機種と同水準である。OSにAndroid 2.3を採用し、1.2GHz駆動のデュアルコアCPUや約800万画素の背面カメラ、約32万画素の前面カメラを搭載している。通信機能としては下り最大14Mビット/秒のFOMAハイスピード、無線LAN、Bluetooth 3.0+EDRに対応。このほかワンセグ、赤外線通信、おサイフケータイ、防水/防塵といった日本の携帯電話ユーザーにお馴染みの機能を備える。サイズは128×66×11.8mm、重さは約145g。カラーはMagenta Red、Blue Black、Whiteの3種類を用意する。

 MEDIAS TAB N-06Dは約7インチ(800×1280ドット)のディスプレイや、ステレオスピーカーを備えたAndroidタブレット(写真3)。3610mAhのバッテリーを搭載し、NOTTVの連続視聴時間は約320分だ。

 OSのバージョンはタブレット向けのAndroid 3.2や最新の4.0ではなく2.3だが、基本スペックは充実している。1.2GHz駆動のデュアルコアCPU、背面・前面とも200万画素のカメラ、ワンセグ、赤外線通信、おサイフケータイの各機能を搭載。加えて音声通話も可能である。その他の通信機能ではLTE方式で下り最大75Mビット/秒の「Xi」、無線LAN、Bluetooth 4.0に対応している。サイズは約120×200×9.9mmで重さ約350g。カラーはSilverの1種類である。

 これらの対応機を2週間無料で貸し出す「NOTTVモニターキャンペーン」も実施する。開催期間はSH-06Dの発売日から9月末までである。放送エリア内のドコモショップやWebサイトで申し込みを受け付ける。

 さらにNTTドコモは会見で、NOTTV対応機種の今後のリリース計画を一部明らかにした。2012年度上期で新たに5機種を追加し、随時ラインアップを強化していく。NOTTV放送を単体で受信できる機種のほか、同放送を受信して他の端末に中継できるモバイルルーターなど様々なタイプの機種を検討している。