総務省は2012年2月10日、東経110度CS放送に関する衛星基幹放送の業務の認定について、電波監理審議会に諮問し、原案を適当とする旨の答申を受けたと発表した。認定することが適当と認められたのは12事業者で、チャンネル数ベースでは14チャンネルとなった。

 14チャンネルの内訳は、ハイビジョン放送が10チャンネル、SDTV放送が4チャンネルである。ハイビジョン放送のチャンネル名は、「GAORA」、「朝日ニュースター」、「MTV」、「テレ朝チャンネル」、「TBSチャンネル HD」、「Super! drama TV HD」、「スカイ・A sports+」、「時代劇専門チャンネル」、「ファミリー劇場HD」、「MUSIC ON! TV」。SDTV放送は、「囲碁・将棋チャンネル」、「衛星劇場」、「東映チャンネル」、「ディズニージュニア(仮称)」となった。

 今回の認定申請受け付けに対し、33事業者(チャンネル数ベースで59チャンネル)から申請があった。総務省が絶対審査を行ったところ、29事業者(54チャンネル)が各規定に適合した。この時点で周波数が不足していたため、比較審査を実施した。

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