iPhoneでの報告書作成画面。「訪問目的」「実施内容」はあらかじめ設定しておいた選択肢から選ぶ
iPhoneでの報告書作成画面。「訪問目的」「実施内容」はあらかじめ設定しておいた選択肢から選ぶ
[画像のクリックで拡大表示]
顧客の一覧画面では、過去にほかの担当者が記入した報告書の内容も閲覧できる
顧客の一覧画面では、過去にほかの担当者が記入した報告書の内容も閲覧できる
[画像のクリックで拡大表示]
パソコンの管理画面でも、報告内容や写真を確認可能だ
パソコンの管理画面でも、報告内容や写真を確認可能だ
[画像のクリックで拡大表示]

 クラウドサービスやスマートフォンを利用したサービスを開発するサイボウズスタートアップスは2012年2月8日、スマートフォンを利用した中小企業向けの営業報告サービス「サイボウズスタートアップス 営業報告サービス」を開始すると発表した。50人以下の比較的規模の小さい事業所を対象にしている。当初はiPhoneのみの対応で、Android版は4月から。

 これは、営業担当者が顧客を訪問した記録を外出先で付けることを想定したサービス。スマートフォン上でアプリを起動してログインしたら、顧客リストから訪問した顧客名を選び、「訪問目的」「実施内容」を入力。さらに必要に応じて「ステータス」「ヒアリング内容その他」「写真」の項目を追加する。登録した報告書の内容はスマートフォンのほか、管理者のパソコン画面から見ることもできる。各営業担当者の報告書をまとめ、訪問回数などをグラフで表示することも可能だ。

 初期費用は不要で、月額の利用料は5ユーザープラン(データ量2GBまで)が1万290円、20ユーザープラン(同10GBまで)が2万6040円、50ユーザープランが4万1790円。