写真1●「Disney Mobile on docomo」のCMキャラクターは堀北真希さん
写真1●「Disney Mobile on docomo」のCMキャラクターは堀北真希さん
[画像のクリックで拡大表示]

 NTTドコモとウォルト・ディズニー・ジャパンは2012年2月1日、両社の協業によるスマートフォン新ブランド「Disney Mobile on docomo」と、同ブランドの第1弾となるAndroid端末を発表した(写真1)。2012年2月下旬から販売を開始する。

 Disney Mobile on docomoでは、ディズニーのモチーフを取り入れてデザインしたスマートフォンと、このスマートフォンに限定したデジタルコンテンツを、一体的に提供する。ディズニーランドに一旦入場すればどのアトラクションも追加料金なしで楽しめるのと同じように、対応端末を購入してユーザー登録すると、Disney Mobile on docomoのコンテンツをどれでも無料で利用できるようになる。

 Disney Mobile on docomo限定のコンテンツとして、ディズニーの長編アニメーションおよび実写映画を配信する「Disney シネマ」、海外ドラマを配信する「Dlife」、ディズニーのキャラクターが登場し子供も楽しめるアプリ、ディズニーのキャラクターが登場するアラームなどのアプリ、「Disney Electrical Light Parade」などオリジナルライブ壁紙――を用意する。Disneyシネマでは当初10本程度の映画を取りそろえ、順次ラインアップを入れ替える。Dlifeは、ディズニーが2012年3月に開局するBSチャンネル「Dlife」のコンテンツの一部を配信するもの。当初は8時間分の配信エピソードを用意するが、BSでの放送開始以降は段階的に50時間分まで増やす予定である。

 このほか、ディズニーがこれまで有料で提供していたスマートフォン用コンテンツも、Disney Mobile on docomoの対応端末限定で無料化する。さらに2012年春以降、NTTドコモが公式スポンサーを務める東京ディズニーランド/東京ディズニーシーと連動した特典を提供する予定。日本国内のディズニーストアおよび同オンラインでの商品購入時の割引なども実施していく。

 メールについては、専用のアドレス「@disneymobile.ne.jp」とSPモードの「@docomo.ne.jp」を利用できる。

写真2●ワンセグ・おサイフケータイ・赤外線通信に対応した「F-08D」
写真2●ワンセグ・おサイフケータイ・赤外線通信に対応した「F-08D」
[画像のクリックで拡大表示]

 NTTドコモが今回提供するDisey Mobile on docomoブランドの端末は、「F-08D」(2月下旬発売)と「P-05D」(3月発売)の2機種である。F-08Dは高機能タイプで、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信にを搭載する。ボディーカラーは「SHINY PINK」と「SHINY WHITE」。各色に合わせた専用の卓上ホルダが付属するのも特徴だ(写真2)。

 ハードウエアスペックも、NTTドコモの他ブランドの最新スマートフォンに見劣りしない。約4.3インチのHD(720×1280ドット)液晶、米Texas Instrumentsのデュアルコアプロセッサ「OMAP4430」(1.2GHz動作)、IPX5/8相当の防水機能、IP5X相当の防塵機能、約1310万画素の背面カメラと約32万画素の前面カメラを装備する。ボディサイズは約129×64×8.8mmで重さは約120g。

写真3●厚さ7.8mmで重さ約103gと薄型軽量の「P-05D」
写真3●厚さ7.8mmで重さ約103gと薄型軽量の「P-05D」
[画像のクリックで拡大表示]

 P-05Dは、約123×62×7.8mmで約103gの軽量・薄型ボディが特徴。約4.3インチ(540×960ドット)の有機ELディスプレイやOMAP4430(1GHz動作)を搭載している(写真3)。ワンセグと赤外線通信は搭載していないが、おサイフケータイには対応している。IPX5/7相当の防水機能とIP5X相当の防塵機能がある。カメラは約820万画素の背面カメラのみ。カラーはPURE WHITEとPURE BLACK。各色とも、オリジナルの本体カバーが2種類付属する。