日本マイクロソフトとソネットエンタテインメントは2012年2月1日、企業向けWebアプリケーションサービス「Office 365」の販売で提携すると発表した。同日から、ソネットエンタテインメントのインターネット接続サービス「So-net」の法人接続会員向けに、Office 365を実質5%割引の料金で提供する。

 今回の提携では、So-net法人接続会員のうち、特に従業員数1~10人程度のSOHO・個人事業主をターゲットとして2社でOffce 365を訴求。1ユーザーあたり月額600円の小規模企業・組織向けメニューを中心に、今後1年間で500社への導入を目指す。

 So-net経由でOffice 365を申し込んだSo-net法人接続会員に対しては、Office 365の月額利用料の5%をソネットポイントとして毎月還元する。ソネットポイントは、So-netの月額利用料の支払いに利用できるほか、マイレージ、auポイント、ソニー製品の公式通販サイト「ソニーストア」で使えるクーポンへの交換が可能だ。

 さらに2社は、Office 365の機能の1つであるSharePoint Onlineで活用できる業種別テンプレートを共同で開発し、So-net法人接続会員を対象に、2月中旬から順次、無償で配布する計画だ。