従来機種と比べて40%小型化した
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専用アプリを使ってiPhoneなどスマートフォンからアクセスできる
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 米クラウドエンジンズとソフトバンクBBは2012年1月31日、自宅に設置したハードディスクのデータに外部からアクセスできるようにするためのアダプター「Pogoplug Mobile」を発表した。従来機種の「Pogoplug」と比べて小型化し、通信速度を向上させた。発売日は2月3日。価格はオープンで、オンラインショップ「SoftBank SELECTION」での予価は7980円。家電量販店などでも販売する。

 Pogoplug MobileにUSB接続の外付けハードディスクをつなぎ、ユーザー宅のLANに接続することで、スマートフォンやパソコンから外付けハードディスク内部のデータにアクセス可能となる。スマートフォンには専用アプリケーションをインストールする。スマートフォンで撮影した写真や動画のデータを自動でPogoplug Mobileに接続された外付けハードディスクにコピーする機能もある。

 通信速度は、「従来機種と比べて内部システムを改善し、80%向上させた」(米クラウドエンジンズのダニエル・プッターマン最高経営責任者)という。Pogoplug Mobileの本体にはSDメモリーカードスロットを搭載しており、外付けハードディスクの代わりにSDメモリーカードを使うことも可能だ。

 同社では、オンラインストレージサービスの「Pogoplug Cloud」も提供しており、一般のユーザーは5GBまで無料で使える。今回、2013年3月までにPogoplug Mobileを購入したユーザーには、20GBの容量を1年間無料で利用できるようにする。