「Xiスタートキャンペーン2」の概要。Xi端末で所定のパケット定額制料金、またはデータ通信専用料金を契約している場合、月額料金を1050円割り引く
「Xiスタートキャンペーン2」の概要。Xi端末で所定のパケット定額制料金、またはデータ通信専用料金を契約している場合、月額料金を1050円割り引く
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「Xi2割」の概要。XiスマートフォンとXiタブレット端末、またはXiスマートフォンとXiデータ通信端末の組み合わせで、月額料金を割り引く
「Xi2割」の概要。XiスマートフォンとXiタブレット端末、またはXiスマートフォンとXiデータ通信端末の組み合わせで、月額料金を割り引く
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 NTTドコモは2012年1月27日、LTE方式の通信サービス「Xi」(クロッシィ)契約者への新たな割引施策を発表した。同年4月末まで実施中の割引キャンペーンを、割引額を縮小した上で継続する。加えて、スマートフォンとタブレット端末など、Xiの端末を2台契約したユーザーに対する割引キャンペーンを新たに用意する。

 同社は2012年4月末まで、「Xiパケ・ホーダイ フラット」「Xiデータプラン フラット にねん」など、パケット定額制料金またはデータ通信専用料金の契約者を対象に、月額料金を通常価格より1575円割り引くキャンペーン「Xiスタートキャンペーン」を実施している。Xiのスマートフォンを購入し、パケット完全定額制の料金プラン「Xiパケ・ホーダイ フラット」を契約している場合、通常のパケット料金は月額5985円だが、キャンペーン中は4410円が適用されている。

 同年5月1日~9月30日は、このキャンペーンを一部変更し、「Xiスタートキャンペーン2」として提供。割引額を旧キャンペーンより525円少ない1050円とし、新キャンペーンを適用したXiパケ・ホーダイ フラットの場合は月額4935円とする。申し込みは不要で、対象となる料金プランの適用者は自動的に料金が割り引かれる。新規ユーザーだけでなく、既存ユーザーもこれまで通り対象である。

 10月以降はキャンペーンが終了し通常料金に戻るほか、月間のデータ通信量が7GBを超えた場合は、(1)上り/下りとも128kbpsに速度制限される(2)速度は通常のままで2GB追加ごとに2625円を支払う――のいずれかが適用される。ただし、「ユーザーの声を聞きながら、最適な料金体系を今後も検討していく」(NTTドコモ 代表取締役社長の山田隆持氏)としており、10月以降の料金も何らかの形で見直す可能性に含みを持たせている。

 このほか、3月1日に「Xi2割」(クロッシィクロッシィわり)を始める。Xiのスマートフォン1台と、Xiのタブレットまたはデータ通信端末を1台購入した場合、タブレット端末/データ通信端末の月額料金を割り引くもの。割引料金はタブレット端末とデータ通信端末で異なる。

 例えば、2台目としてタブレット端末を購入し「Xiデータプラン フラット にねん」で契約した場合、通常の月額料金は5985円だが、当初の25カ月間は2980円、26カ月目以降は3980円となる。2台目がデータ通信端末で「Xiデータプラン フラット にねん」を契約する場合、通常の月額料金5985円に対し、割引後の月額料金は3980円となる。

 Xi2割の適用を受けるには、1台目のスマートフォンが「タイプXi にねん」と「Xiパケ・ホーダイ フラット」に契約し、2台目が完全定額制のデータ通信専用料金で契約していることが条件。Xi2割の受付期間は2013年3月末まで。受付期間内に新規契約するか、提供条件に該当する既存ユーザーが申し込めば、提供条件から外れない限り割引料金が無期限で適用される。

■変更履歴
記事掲載当初、第3段落において「対象となるパケット完全定額制の適用者は自動的に料金が割り引かれる」としていましたが、パケット2段階定額制や完全定額制/2段階定額制のデータ通信専用料金も対象になるため、「対象となる料金プランの適用者は自動的に料金が割り引かれる」と修正しました。 [2012/01/27 22:30]