図1●未成年者がサークル外でコンテンツを共有しようとすると、アラートを表示する
図1●未成年者がサークル外でコンテンツを共有しようとすると、アラートを表示する
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 米Googleは現地時間2012年1月26日、一部の国を除いて独自SNS「Google+」の年齢制限の下限を13歳に引き下げると発表した。Googleアカウントの登録資格を満たす年齢のユーザーは誰でもGoogle+に参加できるようになる。

 Google+では未成年者に配慮した機能として、サークル外でコンテンツを共有しようとした場合、「一般公開で共有すると、サークルに追加されていない人もあなたの投稿を閲覧でき、コメントを入れることもできます」というアラートを表示する(図1)。またデフォルト設定では、サークル内のメンバーからのみメッセージやコメントを受け付ける。

 さらにビデオチャット機能「Hangout」では、サークル外のユーザーがビデオチャットに参加しようとした場合、未成年者のカメラとマイクを一時的に閉鎖する。未成年者はそのままビデオチャットから退場するか、知っている相手であればビデオチャットに復帰できる。

 なお、現時点でGoogleアカウントに登録できる年齢は、スペインと韓国が14歳以上、オランダが16歳以上で、米国を含む他の国および地域は13歳以上となっている。

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