写真1●国内用の接続アプリ「WGConnect for Android」。無線LANスポットへログインするごとにポイントを付与する機能を持つ
写真1●国内用の接続アプリ「WGConnect for Android」。無線LANスポットへログインするごとにポイントを付与する機能を持つ
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 ワイヤレスゲートは2012年1月24日、同社が提供する公衆無線LAN接続サービス「WirelessGate」用に新たな接続アプリケーション2種類の提供を同日より開始すると発表した。併せて、接続アプリの機能を使ったポイントキャンペーンも実施する。

 新たに提供を始めたアプリは、国内エリアの検索、自動接続のほか、FacebookなどのSNSサービスと連携して無線LANスポットへ接続したことを通知できる「WGConnect for Android」(写真1)と、海外19カ国、約24万カ所の公衆無線LANスポットを利用できる「WGConnect for Global」。いずれもAndroid搭載端末向けアプリケーションで、Android Market上で無償配信する。

 ワイヤレスゲートは自社でスポットを展開せず、ソフトバンクテレコムの「BBモバイルポイント」やNTTコミュニケーションズの「ホットスポット」などの公衆無線LANスポットを、一つのID・パスワードで利用できるようにしたローミングサービス。同社の池田武弘CEOは、今回の新アプリの提供について「有料課金ユーザーが数十万規模までに増え、接続サービスだけでなく新しい付加価値を提供する時期に来たため」と話す。

 具体的には国内接続用のWGConnect for Androidは、無線LANスポットへのログインとともにユーザーにポイントを付与する機能を持つ。「ポイントを使ったキャンペーンや、位置情報をトリガーとした広告配信など、プラットフォームとして利用できるベースを作った」(池田CEO)。

 まず第1弾として、ログインの獲得ポイント数によって最高でヨドバシカメラの商品券5万円分が当たるキャンペーンを2012年3月31日まで実施する。今後は接続エリアによって、付近の店舗のクーポンを配信するようなサービスも準備中という。

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