米Googleとマサチューセッツ工科大学(MIT)は2012年1月20日(現地時間)、Androidアプリ開発ツール「App Inventor」のソースコードを公開した。オープンソースプロジェクトとして、将来的には外部からの改良も受け入れていく。
App Inventorは、Web上で機能を示すブロックを組み合わせて処理を定義することで、プログラムを書かずにAndroidアプリを開発できるツール。Googleは同社の実験プロジェクトサイト「Google Labs」の閉鎖に伴い、「App Inventor」をオープンソースソフトウエア(OSS)化することを2011年8月にアナウンスしていた(関連記事)。
MITはGoogleのサポートにより研究プロジェクト「MIT Center for Mobile Learning」を開設しており、このプロジェクトでApp Inventorの活用に取り組む。
App Inventorのソースコードは、Googelのコードホスティングサイトで、Apache License 2.0のライセンス規定の下で公開している。