[画像のクリックで拡大表示]

 東北総合通信局は、富士通東北支社から申請のあった実験試験局に対して、2012年1月19日付けで免許を付与した。実験エリアは、宮城県女川町清水地区仮設住宅エリアと、女川町沿岸部及び女川病院エリアである。

 この実験試験局は、地震・津波などの災害発生前後に防災情報などの情報伝達手段となる「フルセグ・ワンセグ」放送の有効性を検証することを目的とする。東日本大震災での仮設住宅や復旧作業が進められる沿岸部のフィールドにおいて、UHFテレビ放送用周波数を利用した「フルセグ・ワンセグ」伝送の電波伝搬試験を実施する。

 また電波伝搬試験とあわせ、災害発生前後の放送コンテンツの有用性についても検証を行うことを予定している。

[発表資料へ]