2012 International CESにおいて、米マイクロソフトが次期OSである「Windows 8」の記者向け説明会を開催した。その内容はこれまで示されてきたことと大きく変わってはいないものの、デモして見せたのは2011年9月に披露された開発者向けプレビュー版より新しいもので、現時点で最新版である。ここでは、Windows 8のユーザーインタフェースがどのようなものか、最新バージョンの画面を見ながら紹介しよう。

スタート画面がズームできるように

 Windows 8には、タッチ操作に適した「Metro(メトロ)」と呼ばれるユーザーインタフェースが搭載される。Metroはこれまでタッチ操作による紹介ばかりだったが、今回はキーボードによる操作も可能なことを、あらためて示した。

ユーザーが自分に合わせてカスタマイズできるログオン画面。左下に時間や日付、電源のステータスボタン、メールやメッセージの通知ボタンが見える
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「ピクチャーパスワード」機能。表示されている画像の特定の位置をクリックしたり線を引いたりして、画面のロックを解除する。タッチで操作できるため、文字のパスワードを入力する場合に比べ、操作は簡単になる
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