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「95%以上を“クラウド基地局”で展開」、ソフトバンク傘下のWCPがAXGPのインフラ戦略を説明

堀越 功=日経コミュニケーション 2012/01/19 日経コミュニケーション

 ソフトバンクグループのWireless City Planning(WCP)は2012年1月18日、同社がインフラ展開する2.5GHz帯を使ったデータ通信方式「AXGP」についての説明会を開催した。AXGPのインフラ戦略に加えて、商用ネットワークを利用した実地デモなども披露した。

 AXGPは、旧ウィルコムが推進していたデータ通信規格「XGP」を拡張した規格。帯域幅を10MHz幅から20MHz幅に拡張し、上り下りの非対称や多元接続方式にOFDMAに加えてSC-FDMAを追加している。その結果、下り最大速度は110Mビット/秒になり、中国やインドで導入の検討が進むTD-LTEと互換性が取れる仕様となった。

 WCPは既にAXGPのインフラ展開を進めており、同社は2011年11月からネットワーク設備として商用サービスを開始したと位置付けている。ただし一般ユーザー向けにサービスを提供していないため、実際は試験サービス中と言えるだろう。一般ユーザーがAXGPのサービスを利用できるのは、ソフトバンクモバイルが2012年2月からWCPのMVNOとして開始する「Softbank 4G」が最初になりそうだ(関連記事:ソフトバンクモバイルが“TD-LTE 100%互換”“国内最高速”の「Softbank 4G」を開始)。

 なおWCPは基本的にトラフィックが集中する都市部を中心にエリアを広げ、2013年3月末までに政令指定都市の99%をカバー。各政令指定都市の周辺も含め、2013年3月末時点で人口カバー率92%を目指す。

統合ベースバンドユニットで30から50個の無線アンテナを集中制御

写真1●WCPの近義起執行役員CTO兼技術統括部長
[画像のクリックで拡大表示]

 今回の説明会で壇上に上がったWCPの近義起執行役員CTO兼技術統括部長(写真1)は、AXGPのインフラ展開について「基本的に“クラウド基地局”で進めている。現時点でも場所的に制約がある個所を除いた、95%以上が“クラウド基地局”になっている」ことを明らかにした。

写真2●多数の無線アンテナを統合化したベースバンドユニットに集約する“クラウド基地局”
[画像のクリックで拡大表示]

 同社が語る“クラウド基地局”とは、基地局の無線アンテナ部分とベースバンド部分を分離し、多数の無線アンテナを統合化したベースバンドユニットに集約した形態のこと(写真2)。無線アンテナと統合ベースバンドユニットは光ファイバーで結ぶため、通常の携帯電話のインフラで使われる「光張り出し構成」と同様の形態とも言える。ただ近CTOは、「通常の光張り出し構成が数局のアンテナを束ねる形だが、WCPの“クラウド基地局”は30から50個のアンテナを収容する点が違う」とする。

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