KDDIと沖縄セルラーは2012年1月16日、FTTHおよびケーブルテレビなど指定の固定通信サービスと組み合わせて利用することで、auスマートフォンの利用料金を割り引く「auスマートバリュー」の提供を3月1日に開始すると発表した。

 auスマートバリューでは、auスマートフォンと指定の固定通信サービスを契約すると、auスマートフォンの毎月の利用料金から1480円を最大2年間割り引く。2年経過後の割引は毎月980円となる。

 auスマートバリューは、指定の固定通信サービスに契約している利用者と、同居の家族(グループ)が対象となる。4人家族の場合、auスマートフォンの利用料金の合計割引額は最大毎月5920円、2年間で14万2080円となる。

 また、auスマートバリューの対象となるグループに対して、モバイル無線LANルーターを最大1台、特別価格で提供する「auスマートバリュー (ルーター割引)」の提供も同時に開始する。同プランでは対象グループに対して、モバイル無線LANルーターを月間通信量が10Mバイトまで月額390円で、月間通信量が10Mバイトを超えた場合は月額4410円で提供する。

 auスマートバリューの対象となる固定通信サービスは、FTTHはKDDIの「auひかり (@nifty、ASAHIネット、au one net、BIGLOBE、DTI、So-net)」と沖縄セルラー電話の「auひかりちゅら」、中部テレコミュニケーションの「コミュファ光」、ケイ・オプティコムの「eo光」である。対象となるケーブルテレビは、ジャパンケーブルネットの18局、ジュピターテレコムの50局、コミュニティネットワークセンターの8局のほか37社である。

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