図1●チャット一覧で、音楽を聴いている友達には音符が出る。「Listen with」ボタンをクリックすると、同時に同じ曲を聴くことができる
図1●チャット一覧で、音楽を聴いている友達には音符が出る。「Listen with」ボタンをクリックすると、同時に同じ曲を聴くことができる
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 米Facebookは現地時間2012年1月12日、「Facebook」内で友達と音楽を共有する新たなサービスを発表した。友達が現在聴いている音楽を一緒に聴くことができる。今後数週間で順次利用可能にする。

 Facebookのチャットサイドバーでチャット可能な友達の一覧を見ると、現在音楽を聴いている友達には音符マークが示される。その友達の名前の上にマウスポインタを当てると、バルーンウインドウが開き、曲名やアーティスト名とともに、「Listen with」ボタンが表示される。これをクリックすると、友達と同時に同じ曲を聴くことができる(図1)。

 音楽を聴きながらその友達とチャットをすることも可能。複数のユーザーが参加すれば、友達がDJ役を演じる中でグループチャットも行える。音楽を一緒に聴くメンバーを制限することもできる。

 米メディアの報道(PCMag.com)によると、同サービスは当初、音楽配信サービス「Spotify」および「Rdio」と連携する。SpotifyやRdioに加入していないユーザーが友達の音楽を一緒に聴こうとすると、SpotifyあるいはRdioの専用プレーヤーをインストールするよう求められる。グループでの音楽聴取には最大50人が参加できる。

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