UnitBase 2.0の開発画面
UnitBase 2.0の開発画面
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 ジャストシステムは、プログラミングの知識がなくてもデータベースを構築できる業務用データベースソフトの新バージョン「UnitBase 2.0」を2012年2月29日発売する。ドラッグ・アンド・ドロップ操作で管理できるソフトで、ユーザーとのコミュニケーション機能を強化した。

 新しいコミュニケーション機能では、データベースにアクセスすると「データベースガイダンス」をポップアップ表示して業務指示や注目してほしいレコードについて説明。例えば、「締め日が近づいているので、○○の条件のレコードを確実にケアし、対応もれや遅れのないようにしてください」など、やるべきことを伝えられる。

 また、一覧画面では、あらかじめ「ハイライト」機能で設定した条件に従い、レコードを重要度や緊急度に応じた色分け表示。作業すべきレコードがひと目で分かる。さらに個々のレコードへのコメント入力が可能になった。

 新たに外部データベースとの定期的な同期や、Active Directoryと連携してのシングルサインオンにも対応した。顧客管理、問い合わせ管理、営業管理など向け。ExcelやCSVファイルのWebデータベース化や、必要な情報を簡単に引き出せる検索やフィルター機能を備える。

 動作環境はWindows 7、Windows Server 2008。WebブラウザーはInternet Explorer 7/8、Firefox 7.0。ライセンス価格(税別)は、20ユーザーまで利用可能な「モデル20」が59万円。年間保守料が11万8000円。