バッファローとバッファローコクヨサプライは2012年1月11日、バッファローを存続会社として合併することを発表した。4月1日をもってバッファローコクヨサプライは解散する。2社はともにメルコホールティングスの100%子会社。

 今回の吸収合併の狙いについて、親会社のメルコホールティングスは、「スマートフォン、タブレットPC、地上デジタルテレビ市場の成長に伴い、2社の事業領域も拡大した。2社の事業領域が大きく重なってきたため、経営統合をして経営資源の有効活用を図る」と説明する。

 バッファローコクヨサプライ(旧アーベル)は2007年2月、当時親会社だったコクヨS&Tとメルコホールティングスの業務提携により、メルコグループ傘下に入った(メルコホールティングスがバッファローコクヨサプライの株式の57.9%を取得)。今回の吸収合併に先立ち、メルコホールティングスはコクヨS&Tが保有するバッファローコクヨサプライの全株式を取得し、100%子会社としていた。