写真●「受験応援企画」サイトのイメージ
写真●「受験応援企画」サイトのイメージ
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 ベネッセコーポレーションとオウケイウェイヴは2012年1月10日、ソーシャルメディアを使った受験生向け交流サイト「受験応援企画」を開設した(写真)。両社をはじめとする企業や自治体が、受験生に関心の高い題材を基にした質問を、ソーシャルメディアを通じて投稿する。受験生や保護者もソーシャルメディアを通じて回答し、一連のやり取りを同サイト上で閲覧できる。

 参加する企業や自治体は同サイトを通じて、単独では難しい一般消費者や市民との交流を図り、商品やサービスの改善につなげる。

 同サイトに参加するのは、ベネッセとオウケイウェイヴのほか、イートアンド、江崎グリコ、東急ハンズ、日本サブウェイ、ローソンの各企業と、鳥取県米子市。一般消費者などは、まず各企業・自治体が設けた同サイト用のTwitterアカウントをフォローする。これで各企業・自治体が投稿する質問に回答できるようになる。

 質問は、「おすすめの『夜食』を教えて」「受験勉強中、ついつい誘惑されてしまうものを教えて」といったもの。同サイトへの参加者は、企業アカウントへの質問に回答するほか、コメントを投稿することもできる。参加する企業・自治体は、参加者向けにプレゼントが当たるキャンペーンも同時に実施する。

 同サイトのシステム構築には、オウケイウェイヴの企業向けソーシャルメディア活用支援サービス「おけったーエンタープライズ」を使った。同サービスは、オウケイウェイヴが運営する質問投稿・回答Webサイト「おけったー」上に、企業や団体が特定テーマに沿ったサイトを作成するためのもの。おけったーには、TwitterやFacebookのアカウントでログインして、質問や回答を投稿したり、回答をTwitterなどで閲覧したりできる。