写真1●ソニー・エリクソンのスマートフォン「Xperia ion」
写真1●ソニー・エリクソンのスマートフォン「Xperia ion」
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写真2●Samsung Electronicsのスマートフォン「Galaxy Note」
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写真3●Pantechのタブレット端末「Pantech ELEMENT」
写真3●Pantechのタブレット端末「Pantech ELEMENT」
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 2012年1月9日(米国現地時間)、米AT&Tは同社の開発者イベント「AT&T Developer Summit」で、2012年に発売するスマートフォンの新機種を発表した。いずれも同社が4G(第4世代移動体通信)と呼ぶ、高速のLTE(Long Term Evolution)に対応した機種である。

 まず、Android搭載機については6機種。ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズの「Xperia ion」(写真1)、Samsung Electronicsの「Galaxy Note」(写真2)、「Galaxy S II Skyrocket HD」、「EXHILARATE」、Pantechの「ELEMENT」(写真3)、「BURST」である。ELEMENTだけがタブレット端末で、ほかは4インチ型程度の画面を持つスマートフォンである。

 会場の説明員によるとXperia ionはAT&T限定モデルで、第2四半期にも発売の見込み。Galaxy NOTEは、「S-Pen」と呼ぶ画面操作用のペンを内蔵する。S-Penに対応するSDK(ソフトウエア開発キット)も公開した。

 Windows Phoneは、HTCの「TITAN II」。1600万画素のカメラを搭載するのが特徴だ。Windowsを紹介するコーナーでは、HTCのピーター・チョウCEOだけでなく、マイクロソフトのスティーブ・バルマーCEOも登壇。開発者向けイベントでは恒例となっている「デベロッパー」コールなどで会場を沸かせた。